お久しぶりです❗今年初投稿です🎵
昨日北辰会の勉強会に行って来ました🎵
今回久しぶりに勉強会の内容について投稿したいと思います🎵
今回勉強した内容は、タイトルにもある通り
「鬱証(うつしょう)」
について勉強してきました🎵
鬱証とは、現代医学で言われる「鬱病」「ヒステリー」「統合失調症」などの心の病のことです。
鬱証の定義として、情志(怒りや憂い、喜びなどの感情)の失調により気機(気の流れ)が滞って引き起こされるものとされています。
簡単な例として、
過度なストレス→気の停滞→慢性化
→食欲不振→慢性化→身体の弱り→鬱証
こういった流れなどで鬱証が出現していきます。
中医学的に治療をするために大切なのが虚実を見極めることです。
「 長期のストレス等による体の弱りから起こる気の停滞なのか、
それとも過度のストレス等による気の停滞なのか、
それともどちらもある状態なのか、
どちらもあるとすればどっちの方がより強く身体に気の停滞をおよぼしているのか 」
これを見極めるために、問診をしっかり取らなければいけませんし、
体表観察(脈診や腹診、ツボの反応等を診ること)をちゃんと診れないといけません。
また、治療家にとって大切なのは治療だけではなく、治療後の養生指導や治療後の経過を聞くことも大切です。
学生時代しっかりと身体を動かしていたのに社会人になって全く動かなくなり、ストレスもすごい…
これでは気の停滞しか生まれません。
やはり気の停滞を取るには運動がとても大切になっていきます。
ただ、ここでもっと大切なのは先程説明した虚実の話です。
身体の弱りから症状が出現している患者さんに対して「しっかり運動しましょう!」
は間違いですよね。
そこは治療をして弱りを補って、ある程度動けるようになった段階で、少しずつチャレンジさせてあげるのが良いのかもしれません。
食生活が悪ければそこから説明してあげないとダメですよね。
治療後の経過もしっかり聞くことによって、患者さんの状態を把握するのにとても参考になります。
前回の治療後悪化してないか、ダルくならなかったか、それとも調子が良くなったのか。
悪化またはダルくなったのであれば、患者さんの状態を見直さないといけないと思います。
そうやって治療していくなかで、試行錯誤して一生懸命治していき、患者さんと信頼関係を築き、二人三脚で治していくのが治療だと思います。
今回の勉強会では鬱証の知識だけではなく、様々な事が得られました。
当院でも、鬱証の患者さんがいらっしゃいますので、この勉強会の内容をいかしてさらにいい治療が出来るようにしたいと思います❗
肩こり・腰痛(ぎっくり・急性)・鬱病(うつ病)・自律神経失調症から、
頭痛・生理不順・PMS(月経前症候群)・不妊治療の婦人科疾患、
がんやパーキンソン病、ALSなどの難病にも鍼灸治療をぜひどうぞ。
● 針灸治療院いっきゅう ●
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