40代 女性
xxxxx主な症状xxxxx
頭痛、生理痛
xxxxx経緯xxxxx
当院の患者さんの紹介で来院。
最近、週に1〜2回側頭部にガンガンする痛みがあり、寝ても治らず困っているとの事。
本人はストレスが原因かもとおっしゃっていた。
また、生理痛にも悩んでおり若い頃から生理痛はきつく、社会人になり更に酷くなったとの事。
仕事を休まないといけなくなるほどの痛みあり。
xxxxx問診xxxxx
足のつり、目のかすみ、乾燥、立ちくらみがあり、生理時にはレバー状の血塊がいくつも出ており、鼠径部にチクチクした痛みなどが出現、生理前に眠くなったり、イライラしやすくなる等。
仕事のストレス→自律神経の異常もありましたが、同様に貧血や瘀血(血の滞り)もありました。
xxxxx治療xxxxx
自律神経に対する治療を中心に、瘀血や貧血傾向に対しても治療を行う。
xxxxx治療経過xxxx
初診)
治療後は全体に軽くなる。
頭痛はこの時なかったため経過観察。
治療2回目)
前回の治療後から1週間空いている。
治療後は2〜3日調子良かった。
休日に入り頭痛出現。
今回も同様に治療。
治療3回目)
生理と被ったためか頭痛出現。
生理痛はまだある。10→8くらいとの事。
治療6回目)
頭痛はあまり気にならない。
痛みはほとんどなく、痛みが来そうだなという違和感がある時がある。(仕事が忙しい時が多い)
治療8回目)
頭痛気にならない。
最近は違和感も無くなってきた。
生理痛痛みは全くなかったが、周期的は不規則なので経過観察。
治療14回目)
生理痛あったが痛みは少なく薬も使わずに済んだ。10→3
xxxxxまとめxxxxx
頭痛、生理とどちらも緩解する事が出来た。
うまく自律神経を調節しつつ、瘀血を処理できた事が良かったと考えています。
生理痛に関してはまだ多少痛みがあるのでしっかり治療していきたいと思います。
妊娠も考えているそうなので、いい子宮環境が作れれば、妊娠できやすい身体になっていくと思います!
一緒に頑張っていきます!
Oさん 30代 女性
主訴
生理不順(生理周期が不定期、生理痛)
不安感(不安感が強い時には、動悸・めまい・耳鳴り等)
両股関節(鼠径部)の痛み(左>右)
吐き気(嘔吐するときもある)
症状の経緯
Oさんは、出産を4回しており、3人目の出産から体調の悪化を感じ始めていた。(この時の体調は病院で経過観察と言われた)
4人目の妊娠後期から急に不安感が強くなり始め、出産後様々な症状(嘔吐・腹部にチクチクとした痛み・めまい・耳鳴り・動悸等)が出現するようになった。
元々学生の頃から生理不順はあったが4人目を出産してから生理周期がさらに不定期になり、半年くらい来ないときもあった。
体調の悪化からこれではいけないと思い当院に来院。
治療
問診や体表のツボの状態、脈診、腹診などの情報から、
・脾胃(胃腸)の弱り
・血の不足
・自律神経の異常
これらが主体となって病を形成していると考え治療を行った。
治療経過
初診
基本的には胃腸のツボを中心に、血の不足自律神経に関与するツボを選穴し治療を行った。治療後は身体軽くなる。
2診目
前回治療後は大きな変化はなし、吐き気は少し減ったような気がする。
治療としては自律神経を主体として胃腸にアプローチするような治療を行う。
3診目
前回治療後から身体が全体的に軽くなり、吐き気や胃部の違和感、喉のつまりが減った。耳鳴り、めまいの症状もこの一週間はなし。
2診目と同様な治療を行う。
8診目
治療を始め、生理初めて来る。35日目で来る。生理初日の痛みはあったがそれ以降はほとんど痛みなし。生理中は左半身の調子が悪くなる。
治療としては弱りを補いながら治療を行う。
治療後は左半身の状態は軽くなる。
10診目
全体的に調子良い。あとは股関節の痛みと臀部の違和感、生理不順が残る。
浮腫んで入らなかった結婚指輪が入り喜んでくださる。
12診目
当院に来て生理2度目、周期は31日。
今回は生理痛少し強かったが周期は短くなっている。前回あった調子の悪化は今回はない。
まとめ
出産による身体の弱りや血の不足だけではなく、元の体質として自律神経が過敏な所もあるので、治療において何を主体に取るのが良いのか難しかった患者さんです。治療の度に脈診、腹診、ツボの状態を見て判断し治療を行うことにより優先順位を決め治療をしていく大切さを学ばさせていただきました。
まだまだ完治には至っていないので、これからもしっかり診ていきたいと思います!
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30代女性 Iさん
・主訴 チョコレート嚢胞・子宮腺筋症
幼い頃から現在まで生理痛が激しくあり、体調が悪いときには寝込むほどの痛みになる。
生理痛の痛みに異常を感じ病院を数件受診し、H26年にチョコレート嚢胞と子宮腺筋症の診断を受ける。
東洋医学的な治療も効果があると聞き、知り合いの紹介により当院を受診した。
・中医学的に見たIさんの身体の状態
小学生~高校生まで周りの子といい関係が築けずかなりストレスを感じていた。
またこの時から甘いものをかなり食べており脾、胃も弱らせていた。
社会人になってもストレスが溜まることが多く、頚肩部の凝りや頭痛、不眠などに悩まされた。
Iさんの生理の状態からみても血の滞りがかなり多くあった。
今までのストレスが気の滞りを生み、それらが血を滞らせ、その滞った血が子宮に溜まり、
塊となって主訴が出現したと考えた。
・治療
血の滞り(お血)をスムーズにさせるとともに気の滞りもスムーズにさせる治療を行った。
三陰交、足臨泣、後渓、合谷などにツボの状態に合わせ、治療を行った。
・治療効果
治療中にかなり眠たくなり、その日の夜はすぐに眠れた。
生理痛の痛み緩解。
生理痛時にいつも一日3回座薬を入れて痛みを我慢していた(効かないときもあった)が、
今回は1回のみですごく効いた。
・まとめ
幼い頃からのストレスが原因となりそれが気の滞りを生み、甘いものの過剰摂取により脾胃を弱らせ、
気の滞りをさらに促進させたことによって、血の滞りを生み、それが長い年月によって塊にさせ、
チョコレート嚢胞や子宮腺筋症という有形の邪を生んだ。
まだ治療をはじめて1か月程度ですが、嚢胞を小さくさせる為に頑張って治療をしていきたいと思います!
また、不妊治療にも繋がっていくことなので子供さんも授かることが出来たらなと思います!
2015年11月7日(土) 12:27 |
カテゴリー:
婦人科疾患